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2008年08月09日

ダークナイト。

本日8月9日から
日本でも公開されるダークナイト。

batbike.jpg
本国アメリカでの
興行収入がハリウッド史上最速で4億ドル突破と
コマーシャルな話題も先行しております。

そのブッチギリの成功には
映画そのものの、作品としてのポテンシャルが
正当に評価された=いいものはやっぱり良い!
というとても単純且つ純粋な理由があると思われます。

映画ダークナイト。
前作はバットマンビギンズ。
その主人公は皆さんご存知、
影のアメリカン・ヒーロー『バットマン』

もともとバットマン映画というのは
80年代後半から90年代にかけて
奇才ティムバートン監督の手により、
非常にポップでキッチュでファンシーに
どちらかというと子供向けな雰囲気で
映画化、シリーズ化されスーパーマン以来の
アメコミヒーロー大復活フロム・ハリウッド
に当時のキッズ達は熱狂し大人気を誇りました。

しかしバットマン、元々の設定は暗黒のヒーロー。
決して堂々と表にたつことの出来ない正義の味方。
日本で言うところのデビルマンのような存在です。

そんなダークサイドに焦点を当て
再びバットマンを大真面目に暗黒のヒーローとしての再構築を
試みたのがイギリスの若き異才クリストファーノーラン監督。

映画の
舞台となる
悪の渦巻く犯罪都市
ゴッサムシティーは
それまでのティムバートン的
コミックブック世界観再現のゴシック感から
現実の我々の住む世界そのものに置き換えられます。

さらにそれに付随する様々な設定、
バットモービルをはじめとする
兵器や小道具の武器の細部に至るまで
徹底的にリアルに追求され

大げさに言えば
『バットマンは実在してもおかしくない』調の
雰囲気を物語に持たせてしまいます。

そして今回、新生バットマン映画第2章
である『ダークナイト』につながります。


はっきり言います。
この映画、他のヒーローものとは確実に
一線を画す非常に映画としての完成度の高い
異様に密度の濃いシリアスなクライムサスペンス映画です。

注目すべきは惜しくも本作撮影後に
急逝してしまったヒースレジャー演じるジョーカーの存在。

dk01_large.jpg
ここまで徹底してクレイジーにアタマの切れる、
冷たく残酷な方面にエキサイティングな悪役との出会いは
最近なかったゼめーん!と悪役好きは大興奮間違い無し!!
文字通りヒースレジャーが魂を削った
鬼気迫るウルトラど悪役の熱演を目に焼き付けて頂きたい。

もの凄い

低いテンションで

淡々とショッキングに

展開していくストーリー。

表と裏の選択が

心の中で入り乱れる。

何が罪で

何が罰で

何をどう理解して

どこを受け入れれば答えは出るのか?

ヒーローは苦悩し暗黒の正義がのたうち回る。

あっという間の全編2時間32分。

壮大な正義と悪の物語ダークナイト。

是非ご覧下さい。

 

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