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2010年11月25日

リレーブログ<7>

『 一番「大変になるであろう」その日に備えて 』

 

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ラジオ編成業務部 : 伊藤 博康
1989年入社。
報道部、豊橋支社、ラジオ制作部などを経て、現職。

 

CBCでは毎年10月28日の始業前、
(何の日かは調べて覚えておきましょう。試験に出ます。
 
-嘘です。)
「ラジオ地震初動放送訓練」を行っています。

災害時はラジオ。
持ち出しやすく、停電しても長時間情報が得られる。
阪神淡路大震災時は、長期の避難生活で、
ラジカセ(!)からの情報が、人々を支えました。

 

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放送マンとして日々「そのとき」を
意識せずにはいられません。
訓練を仕切って3年、ノウハウも蓄積されましたが、
本番」はいつどんなかたちで来るか分かりませんから、
訓練では営業マンがマイクの前に座り、
内勤デスクも無線機を担いだり、取材にあたります。

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新人アナがたった一人でスタジオを守る、
台本はない。
 

 

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・・・・そんな状況で何を伝える?

ひとりでも多くの命を救う、被害から守る、それが使命。
日頃の意識、想像力が問われます。

また大地震発生時は公共交通機関が止まり、
道路も混乱してクルマが使えない。歩くしかない。
その道程に危険箇所はないかも
事前にチェックしておく必要があります。
だからこの日は、徒歩か自転車で出社です。
通常業務があるから早朝に家を出ます。
(私は2時間歩きました。)

が、なぜか毎年この日は寒い。今年も急に冷え込んだ朝でした。

ところで、非常時に最初にやることは?
― 這ってでも出社する! ではありません。

まず自分と家族の身の安全。
家は大丈夫か、近所で被害は・・・それらを確かめたら、
安全を確保しながら出社する。
何よりも仕事、在社していたらすぐスタジオに・・・
その心意気やよし、しかし変にカッコつけて
大切な人を後回しにしていて、
人のための放送ができるとも思えません。

 

結局この仕事、問われるのは人間力という、
実にありきたりな結論に行き着くのですが、
それを高めるには何をすべきか。
仕事はきっちりは勿論ですが、
それ一辺倒じゃ・・・ということで、
以下、参考になりますかどうか・・・。

8年前、第二子誕生の折、私は1ヶ月間会社を休みました。
イクメンなどという言葉は無い頃です。
ギリギリの人数でまわしている職場だけに
全員に大変な負担を強いました。

「子育てして生まれ変わって戻ってくるから!」
―その間、様々考え、普段できないことをいっぱいやって、
果たして1ヵ月後・・・大して変わっていない自分が
そこにいました。

ま、そういうことも、やってからわかるのと、
やらずにわかっていた気分でいるのとでは、
先々大きな違いとなるわけで、迷ったら何でもやってみるべし。

そして、
「この仕事、やれるか?」と訊かれたら
「勿論!やれます。」と力強く答えましょう。

やり方はそのあと必死になって考えればいい。

そんな無責任な!って? 
君らには「出来なくてもいい権利」があると思う。

 

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   このトシになると「板ばさみになる権利」があります。

 

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