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2012年02月03日

リレーブログ<4>

『あの時、僕は予言者だった』

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アナウンス部 : 宮部和裕
1997年 入社。

この春、入社16年目を迎えます。
スポーツアナウンサーの宮部和裕と申します。

『強肩福留のレーザービーム、3塁へ送球、
アウトかセーフか、キマズイタイミング、アウト!』
(正しくは、際どいタイミング) 

『キャッチャー谷繁、ハンダチの姿勢から二塁へ送球!』
(正しくは、中腰) など、逸話多数・・・。

 

過去、そんな失敗発言を犯しながらも、
数々の決定的瞬間、歓喜のサヨナラ勝ち、
山本昌投手のノーヒットノーランなどを
ラジオとテレビで実況中継してます。

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その晩のクライマックス、ヒーローインタビュー。
約3時間、激闘の直後、ヒーロー本人が
初めて肉声をファンに発します。
聞き手のボクもゾクゾクしてしまうお立ち台。

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ケガをしてボールすら握ることすらできない頃から追いかけ、
その選手が活躍してマイクの前に立つ瞬間は、
日頃の地味な取材の辛さを忘れます。

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人気者ドアラもプロフェッショナルです。
ひょっとしたら彼は、すべての立場を共有しているのかもしれません。
注目を浴びる選手の気持ち、演出を仕掛ける裏方の立場、
何よりもファンの要望。

そして、アナウンサーの役割だってできちゃいます。
決して、音で言葉は発しませんが。

高木守道新監督のスローガン、『 ファンと共に Join Us 』
いま、ドラゴンズは、娯楽の多様化、野球場離れが叫ばれる中、
新たな試みに取り組み始めています。
もちろん、勝つ!ことが最大のファンサービス。
3連覇が今季の目標です。

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         ラジオのスタジオで、チアドラと!

じゃあ、ボクらは何ができるのか!
担当番組『宮部和裕のドラゴンズEXPRESS』では、
ダンスで盛り上げるプロ、チアドラゴンズに
自分の言葉で語ってもらって、化学反応を起こしています。
熱狂的なドラファンはもちろん、
AMラジオと縁遠くなりかけている10代にも知ってもらおうと。

ドラゴンズだけではありません。
東海地方発で発信できること。

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   優勝特番の1シーン、ビール掛けのストイコビッチ!  

Jリーググランパスの機動力、
もともとサッカー自体が醸しだす大らかさを
サッカー中継、応援番組、あらゆる情報番組に活かせないか。
グランパスの強さという本質をふまえながら取り組んでます。

また、ドラゴンズにグランパス、
ついでにAMラジオ・テレビの楽しさのPR、
各小学校に出張し、出前授業をしています。

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             出前授業風景 

教室の椅子に登ってのヒーローインタビュー体験、
ニュース読み体験、取材現場でのウラ話など。

そして、自分がアナウンサー目指したきっかけを必ず話しています。

ボクが小学6年の5月に、
犬山に住んでいた小学1年生のいとこの女の子が
交通事故で亡くなりました。
母の日のプレゼントのカーネーションを買いにいく途中、
車にひかれたのです。

翌日、放送や新聞で報道されました。
なぜ、悲しい出来事をみんなに知らせる必要があるのか、
分かりませんでした。
亡くなったいとこの父親が、必死になって
顔写真が報道されることを断っていたのを今でも思い出します。

事故報道の目的は、交通事故を少しでも減らすこと、
同じ悲劇を繰り返さないこと。
放送局本来の使命でもある。

でも、亡くなった人の顔まで載せる必要があるのでしょうか。

入社丸15年、今でも分かりません。
各社の取材合戦の中、
痛ましいニュースは、視聴率が高いという側面も。

問題は、取材当事者と合意がとれているかではないでしょうか。
信頼関係なんていう理想は、一朝一夕には築けません。
だったらせめて、自分が取材を受ける側の身になって、
誰かを傷つけしまってはいないかということを
本番前に自問し続けるべき。

人の生き死には直結しないスポーツ分野でも情報バラエティーでも同じ。

いつも、亡くなったいとこのことを頭のどこかに忘れずに仕事をしています。


【 皆さんへ 】

とはいいつつ、ボクの個人的なスタイルは、
『自分が楽しめなければ、楽しい放送になるわけない!』です。

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              卒業文集

いとこの事故以来、メディアに興味を抱き、
ご覧のように小学校の卒業文集に、
『CBCのアナウンサーになりたい』宣言をしています。

その予言が、スポーツ・野球・ドラゴンズと
様々な縁と運と興味によって繋がり、今日に至っています。

ローカルメディアを取り巻く環境は厳しくもなっていますが、
その分、選手ら取材相手との出逢いに感謝できる確かな実感があります。

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ボクは38歳。
もう突っ込まれどころ満載なキャラから卒業しなければなりません。
興味をもってくださったあなた、
ぜひ、一緒に放送する弟分や妹分になっていただけませんか!
逆ももちろんありえますが。

      

 

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