レポドラ日記

2012年11月30日

ガラガラ♪ガラ紡

ガラガラと昔懐かしい音が聞こえてくるのは
お邪魔しました「石田和紡」の工場からです

こちらにあるのがまだまだ現役で活躍中のガラ紡です

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大量生産される糸とは違い優しい雰囲気あふれるガラ紡の糸
お話は石田和紡の石田さんに伺いしました

元気よく工場でガラガラ動いていたのはガラ紡です
社会の資料集などでよく見かける紡績機に似てますよね~

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明治6年ごろに発明された日本独自の
紡績機・和紡積のことなんですよ

この様な木綿の綿を
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機械に通してきれいに円柱状に形成していきます
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出来上がったのがこれ

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この木綿の綿をガラ紡にセッティングします

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50㎝くらいのブリキの筒に綿をつめていき

そこから上の糸巻きに巻きつけて行きます

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筒がクルクル回って綿から糸をよって紡いでいくので
上に筒が持ち上げられていくんです

そうすると均一に糸を紡げないので
それを阻止するのがこの120gのオモリです

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このオモリがあるので筒が上に持ち上げられていったら
元の位置に戻ることが出来るんですよ


くるくる紡がれた糸は1本だと弱いので
このように2本に束ねていきます
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ここまでしてやっと糸の完成です★

この作業を石田さんは娘さんと2人で行って
月に200kgのガラ紡糸を作っているそうです

ガラ紡自体も50年近く使い続けているので
故障なども良くするそうです
それを直してくれる職人さんも今は
もう少なくなりメンテナンスも大変
なんですが
それでもこの仕事を続けていく魅力というと・・・・

自分の時間を大切に出来るから
安気して仕事が出来るから

と石田さんはおっしゃってました
またガラ紡を使っているときの石田さん
なんだか楽しそうに見えました


ガラ紡で紡いだ糸は何に使われているのかと言うと
今では布巾や手ぬぐいなどだそうです
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綿100%なので手触りがとても気持ちがいいです
それに糸にムラがあるのでゴミや汚れをとりやすく良いそうですよ

アレルギーのある方にも優しいですよね

ガラ紡を使っての仕事が今ではすごく減ってしまいました
なのでこれからも日本独自の和紡績の文化を
大切に守っていってください

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