●起終点駅ターミナル

2015年10月8日 13:37

11月7日公開の映画「ターミナル」主演の、
本田翼さんにお話、伺いました。
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桜木紫乃さん原作のストーリーは、
北海道の釧路を舞台に、心に傷を追った男女が出会い、やがて、新たな人生の起点を見出していくというもの。
恋人を死なせた罪悪感から孤独にひっそりと暮らす弁護士、完治役を、佐藤浩市さん。そして、彼の弁護を受けたことをきっかけに彼を
慕うようになる敦子役を、本田翼さんが演じています。

生い立ちも環境も孤独をかかえている敦子がときおり見せる無垢な笑顔は、本田さんにしか出せない魅力にあふれていました。

「今回、釧路に行く前に、演技レッスンを受けて、役をしっかり理解したんです。最初は重い役だと思ったのですが、演じていくうちに、敦子のふつうの女の子の部分がわかってきて、演じやすくなりました。」

佐藤浩市さんとの共演の感想は?

「共演できることがとにかく嬉しかった。
 空き時間には、役柄の生まれ育った街を
 見てきなさい
というアドバイスを受けて、
 演技への取り組み方も教わりました」

 
6畳一間で、二人で向かい合って食べるシーンがとても多いこの映画。ひと口ひと口、気持ちがほぐれていくような場面も・・・

「難しかったです。何回も何回もやらせていただきました。食べることって生きることなんだな~と思いました。ザンギ(唐揚げ)の仕込みやイクラの味付けも、佐藤さんがしてくださったんです。」

普段から料理をされている佐藤さんの手さばきは見事!
映画では、それをのぞきこんでワクワクする本田さんの表情もとても印象的です。

「ターミナルという作品に出会えたことで、
 何かが変わった気がします。
 この映画のタイトルのように、いつか、
 振り返れば、この映画が、起終点になっていたんだと言われるような俳優になっていけたらなと思います。」

この映画を見ていると、傷ついた人が前へ進もうと思うタイミングは、ささいなきっかけなのだとわかります。 
しかし、それは、とても繊細で、本当に心の痛みを分かる人の優しさに触れたときに、そっと背中を押されるようにして、踏み出すもの。

「思いやり」を、言葉以外のさまざまな形で表現することのできる日本人ならでは感覚が息づいた素敵な映画です。

ターミナル 11月7日公開です。


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