●映画「人生の約束」

2015年12月18日 18:20

1月9日公開の映画「人生の約束」
主演の竹野内豊さんと、監督の石橋冠さんに
インタビューさせていただきました。
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親友の死に直面した主人公が、富山県・射水市新湊の「曳山まつり」に出会い、自らの生き方を見つめなおしていくこの作ストーリー。
「池中玄太80キロ」などで、日本中の家庭に感動を届けてきたドラマの巨匠・石橋 冠監督の完全オリジナルです。

生涯に一本だけ映画を撮りたいという気持ちで望んだ作品を撮り終えた今の気持ちを聞くと・・・

「やっぱり、画面の大きさ 音の凄さは・・・テレビは叶わない。
  観客が、最後まで席をたたずに観てくれるから、ドラマより 自由に作れました。


と笑顔に。
自らも池中玄太を観て育ったという竹野内さんは、

「監督の作品は、キャストに、実際に存在しているとしか思えないようなリアリティがあるんです。」

と、熱く、監督の凄さを話してくれました。

「とにかくエネルギッシュですごいんです。新湊では、どこにいても監督の『本番! はーい!』という声が鳴り響いている。ああ、今、あっちにいるんだなとわかる(笑)。監督は、途中で、足を痛めてしまったんですが、伝えたいことがある と、助監督に伝言せず、遠くからでも走ってきちゃう。「大丈夫なんですか?」っていうと、「あ、痛いんだった」って、あとで気づくという感じ。」

同笑。
最大の見せ場、曳山まつりのシーンについては・・・

「山車をひくことを、富山では、曳山に「つながる」と表現します。つながるってどういう ことか、最初は分からなかったんですが、監督に聞いたら、『俺もわからない』って。(笑)『だから、ちゃんと作りたいと思うんだ』という言葉からストレー トに気持ちが伝わってきて、とにかく頑張ろう!と思いました。でも、ひき手に手をかけた瞬間に、代々、受け継がれてきた時間の重みを感じて・・・この映画では、その『つながる』という感覚を体感してもらえるのではないかと思います。」

「竹ちゃんは、表情ひとつでいろんなことを語ってくれる、どんどんセリフを削いでいきました。なぜかというと、顔に書いてあるんです。」

 「書きましたか?」

 「書きましたね(笑)」

監督のズボンの糸くずをとるなど、気遣いをみせる竹野内さん。年の差を超えた信頼関係に、思わず、ほっこり。

映画の中には、「40代は人生の踊り場だ」という印象的な言葉でてきます。自らもその年齢である竹野内さんは・・・

「冠さんの現場での姿を見て、ほんとにまだまだだと思いました。いつか、監督の年齢になったときに、そうなりたい、という目標ができました」

「監督、そのバイタリティは、どこからですか?」

「やけくそです(笑)。でも、若いスタッフのなかにいると、つい年とってしまったことを忘れるんですね。一方で、
年 をとってくると、これまでの反省や後悔が満ちてくる。それはどうしたらいいだろうと思うけど、まだ間に合うし、それが映画になったのかもしれない。一度立 ち止まって、自分がつながった人、そのことを大切に愛おしく思おうじゃないかということを、ちょっと青臭いけど、言ってみたかったんです。」

西田敏行さん 江口洋介さん をはじめ、石橋監督をリスペクトする大俳優が、さまざまな人生を演じ、それらすべてがクライマックスの曳山まつりのシーンに集約されていきます。
「ああ、日本ってやっぱりいいな」
「人生捨てたもんじゃないな」
と感じる温かい感動に、ぜひ劇場で触れてください。

2016年1月9日(土)公開です。

 

 

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