自分を認める

2016年1月18日 08:26

昨日のCBCラジオ「若狭敬一のスポ音」には

女子プロゴルファーの服部真夕選手が登場しました!

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地元名古屋市出身の服部選手。

ラジオの生出演は初めてということでしたが、

それを全く感じさせない落ち着いた語り口で、

ゴルフを始めたきっかけ、プロテストの緊張感、

ツアー初優勝の感激、オフのトレーニングについてなど

ありとあらゆる質問に快く答えて頂きました。

最も印象深かったのがアプローチイップスについてです。

「3、4年前からミスするイメージしかわかなくなって、

 心拍数が上がって、案の定ミスを連発して・・・」

勝負を左右するグリーン周りの寄せに長く苦しんだそうです。

「最初はアプローチが苦手だから、アプローチをしなくて済むように

 グリーンをしっかりとらえようと思いました。

 そのためにはセカンドショットの正確さが必要ですし、

 そのためにはティーショットが大切だと思うようになりました」

苦手なことを頭から排除して、

別のことに集中しようと思ったのですが、これが逆効果。

得意クラブのドライバーも左右に散らばるようになったのです。

「やはり現状の自分を認めることが一番だと思いました」と服部選手。

ひとつずつ、できることから修正するようにしたそうです。

「まずは曲がっていたドライバーの修正です。

 原因はスイングというよりアドレスの狂いでした。

 だから、毎回キャディーに必ず後ろから方向を確認してもらって、

 ルーティンワークも変わらずやって、

 一打一打に集中していくうちに安定するようになりました」

徐々にショットに切れが戻ってきた服部選手。

「でも、アプローチは完全に克服したわけではないです」と苦笑い。

ウエッジではなく、打てるところならパターで寄せているそうです。

「周囲の目はありますが、そんなこと言ってられないので」

苦手なものは苦手と認めて、できることに集中し、

周りの目を気にしない作戦は次第に結果に結びついていきました。

去年8月、キャットレディースで見事3年ぶりの優勝。

苦しみをともに味わってきたキャディーさんは

服部選手がウイニングパットを決める前にもう号泣でした。

「去年の前半、9週連続予選落ちした時は辛かったですが、

 やれることをやって、予選を突破した時は本当に嬉しかった。

 優勝した時は泣くだろうと思っていたんですが、

 喜びの方が強すぎて、全然泣けませんでした」と笑顔でした。

プロにトップ合格した服部選手。

翌年にはいきなり大塚家具レディースで優勝。

飛ぶ鳥を落とす勢いだったルーキー時代。

その後も2012年には賞金ランキング10位に入るなど

安定期を迎えましたが、アプローチイップスという深い闇に。

それが引き金となり、ドライバーも乱れ始め、どん底に。

しかし、そこで自分を認め、コツコツやれることをやって、

去年、返り咲きました。

服部選手の話を聞いていて思いました。

「ゴルフみたいな人生だな」

おはようバーディーから始まり、パーが続いて、ハーフターン。

しかし、インに入ってOB連発。ダボ、トリ、ダボ、トリ・・・。

そこでプチンと切れてしまうのが私のような素人ゴルファー。(笑)

やはりプロはそこからが強いんですね。

「今年は複数優勝が目標です」と語る服部選手。

大ファンのドラゴンズにもセ・リーグ優勝と日本一という

複数優勝をしてもらい、最高の秋を迎えてほしいですね。

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