●映画「エヴェレスト 神々の山嶺」

2016年3月1日 10:26

3月12日公開の映画
「エヴェレスト 神々の山嶺」
平山 秀幸監督にお話を伺いました~。

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原作は、夢枕獏さんのベストセラー。
山に人生のすべてをかけ、誰もなしとげていないルートでのエヴェレスト登攀を夢見る一人の男(安部寛)と、彼を追いかけるうちに、山とその生き方に魅せられていくカメラマン(岡田准一)の姿を描いた一大山岳ロマンです。

作品のスケールに感銘を受けた監督は、なんとしても現地を知らなくてはと思い、何度も訪れ身体を慣らし、キャストぐるみで過酷なロケを慣行!標高5200メートルで撮影されたシーンの数々は、ただただ圧巻。

「私は、登山の経験も全くありませんでしたし、高所恐怖症なんですが、好奇心がまさったのか、必死だったからか、向こうでは不思議と大丈夫でした。こちらに帰ってきてから、身体の一部の色が変わっていて凍傷寸前だったんだなと気づいたことも・・・笑。

今だから笑顔になれるそうですが、何から何までがギリギリだったそうです。

「5200メートルというのは、機械も人間も限界なんです。普段なら、ADに走って指示 を出させるシーンも、走ったら、肺が危ないので、ゆっくりゆっくり歩いていくようにする。すべてに時間がかかるんです。俳優もしゃべるだけで大変です。こ れは、ほぼドキュメンタリーと言っていいです」

主演の岡田准一さんは、登山が趣味だそうですが

「彼は本気ですよ。今回の撮影を終えて、これから本気でエベレストに挑もうとしているみ たいです。登頂するかもしれないですよ。私はいいですが・・・(苦笑)ただ、あそこは、もう二度と行きたくないと思っても、帰ってくるとまた不思議と行っ てみたいと思ってしまうような感覚になるんですよ」

愛するものを犠牲にし、命を削ってまでも挑む先にあるものとは何か、この映画は描いています。

「なぜ、そこまでするのか・・・私には、やはりわかりません。でも、わからないから描いてみたくなるのかもしれないですね。」

「愛を乞うひと」や、「信さん~炭坑町のセレナーデ」
に代表される、監督のするどい人間描写に加え、
そして、「太平洋の奇跡 フォックスとよばれた男」に続く、現地のリアリティあるシーンが魅力的な映画です。

「太平洋の奇跡に続く映画ですから、(タイ南部やフィリピン)
 最近、僻地監督と呼ばれはじめているんです。」

では、次回作もそのような・・・?

「い や、実は、まだ山を下りてきたばかりのような感覚で、ちょっと休ませてほしいというか、なにも考えられません。それだけ大変だったんです。ただ、はからず もこの映画は、2015年のネパールの地震の前に撮影した風景がたくさん出てきます。今となっては、実際には見ることのできないこれらの美しい景色も、ぜ ひ劇場で味わってほしいです。」

ぬくぬくした劇場でも、観ると凍えそうになる「エヴェレスト 神々の山嶺」は、3月12日公開です。


 

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