●映画「後妻業の女」

2016年8月18日 17:38


8月27日から公開の、映画<後妻業の女>
名古屋市公会堂で、主演のお二人と監督による舞台あいさつがありました。

 「後妻業」 ・・・お金持ちの高齢男性に狙いをさだめ、後妻になって、夫の死後、全財産を奪う生業のこと。
現実世界にも存在する詐欺にまつわる世界を、主演の大竹しのぶさん豊川悦司さんの天才的な演技とともに楽しめるテンポあふれる人間喜劇です。

大竹さん演じる主人公、小夜子の、ターゲットにあわせてコロコロと七変化する詐欺ぶりがたまりせん。
あるときは、クリームソーダを首をかしげて飲むしぐさがとことん可愛らしく、
あるときは、点滴をしている夫の横で恐ろしいほどクールにたばこを吸い、
あるときは、場末感満載の大阪弁で取っ組み合いのけんか・・・。
彼女が獲物をとらえる結婚相談所の
所長柏木が、豊川さん。
二人はグルですが、お金のためにそこまでやるか・・・というやりとりも、見どころ。

サプライズの舞台挨拶では・・・

 

大竹さんのユニークな挨拶と、豊川さんの切れのあるコメントにお客さんも大笑い。

大竹
「とにかく演じていて楽しかったです。何が起こっても私は幸せになるんだという目的を持って、突き進んでいく小夜子の前向きさが楽しくてたまらなかった。」

原作を読んだ瞬間にキャスティングが思い浮かんだという鶴橋監督に、大竹しのぶさんの魅力を聞いてみると・・・
 

監督
「愛さずにはいられない女優さんなんですよ。
ふだんは、冬眠から覚めた熊みたいなのに、演技に入ったとたん、ガラっと変わってしまう。不思議な人ですよ。20歳のころから撮影させていただいていますが、当時からそんな雰囲気がすでにありました。今回は、大竹さんのために、僕が恋文を書いた、そんな脚本です。」

大竹さんへの尊敬の思いは豊川さんも同じ。小夜子と柏木の悪だくみをやりとりするシーンについては・・・

豊川
「大竹さんとのやりとりは、これで三回目になるんですが、自分が芝居をしている感覚から解き放たれて、ほんとうにそういう関係性でしゃべっているような感覚になるんですよ。一緒に演じられて幸せです
夫婦でもなく、恋人でもない男と女の共犯関係を観てほしいです。」

最後は、お金欲しさにとんでもない醜態をさらしていく二人。大笑いの結末とともに、人生の幕の引き方まで考えさせられます。

監督
「こういう事件は実際に会って、若い時から準備しなくてはいけない時代だと思う。孤独に耐えられる何かを持つことが大切かもしれません」


大竹
「たとえ相手に愛情がなくても一人よりはいい、、、そう思う気持ちを持っている人は、きっと現実世界にもたくさんいるんだろうなと思います。」


豊川
「幸せって、誰のものなんだろう。その人のものなのか、パートナーのものなのか、
家族のものなのか、社会のものなのか、個人の幸せってなんなのか、考えさせられました」


最後に、会場のお客さんに究極の選択をー。
「愛と金、あなたならどっちが大切?」
目を閉じて手を挙げる、公会堂に集まった皆さん。

豊川さん「さすが、名古屋ですね~~」
一同笑。。。

皆さんの答えは?
映画を観て今一度、考えてみては?
インタビューの様子は、イッポウ、花咲かタイムズ、やすだの歩き方でもご覧ください。

 

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