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秋の夜長?
2016年11月13日 10:13 
宮部和裕 

ずいぶん寒くなった秋の夜長ですが、

松岡正剛先生の『17歳のための世界と日本の見方』

という本を読みました。

もともと、かっちりとした雑誌や新聞に投稿されたコラムなどを拝読したことがあり、 歴史をそう読み解くとおもろいなあ。。

あと、名前は、ゴールキーパーみたいだなあ。。(グランパスの楢崎選手) とインパクトがあったのですが、

初めて、作品をがっつり読みました。

おもしろいです!

松岡先生は、日本文化研究の第一人者であり、ご専門は『編集工学』とのことのようですが、 この『編集』という考え方が、実に分かりやすくて、ボクなりに、頭の中をスッキリさせてもらえるんです。

編集というと、仕事柄、ラジオやテレビの編集マンの作業を想像してしまってましたが、

捉え方としては、そのイメージのまま。

舞台は、世界の東西文化の多岐に渡ります。

ただし、学校で習った天皇や貴族や武士の勝者を描いた歴史ではなく、『遊行』とされる、遊び、すさび、芸事、今様という視点から。 ユダヤ教からキリスト思想が生まれたといわれる背景。宗教改革の時代の、神と悪の捉え方。 ギリシャ哲学での、イデア主義で有名なプラトンは、オリンピアの祭典にも出場した格闘家、レスラー!だったという下り。

そういえば、プロレス用語にも、ツープラトン!とかありますなあ。 平安時代以降、貴族に憧れる武士は、権力と財力は強引に手に入れても、雅びやかな『もののあはれ』は、身につかない。

結局は、笑いものに。

そこで、武士たちは、『あはれ』を『あっぱれ』という賞賛の概念を生み出して文化にしてしまう。 などなど、思い出すだけでも幅広い気付きを与えてくださいます。

ただ、とことん共通するのは、『編集』という見方によって、二つ以上の物事や世界観、人間を、いろんな角度や意味合いから見て、そこから新しい関係を発見すること。

その象徴が、『たらこスパゲッティ』

というのが、なんともチャーミング。 まさに東西食文化の融合ですわね。

そう考えるとそうですね。 日本プロ野球のスターが、メジャーへ渡り、モンゴルの力士が、名古屋場所を沸かせる。グローバルでありながら、熱いのはローカル! 松岡教授の講義、受けたくなっちゃいました。

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