[CBCアナウンサーズ] ブログ
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強さの秘密
2017年5月17日 22:02 
若狭敬一 

ゴールデンウィークはマツダスタジアムへ出張でした。

当然のように3連戦とも満員御礼。

ドラゴンズにとってはまさにアウェーでした。

 

熱狂的なカープファンの後押しもあり、

ドラゴンズは全て逆転負けで3連敗。

痛いミスもあり、

ファンから森監督に罵声も浴びせられました。

カープとドラゴンズの違いはなんだろう・・・。

投打がかみ合っている。

外国人が活躍している。

センターラインが固定されている。

若手が成長している。

控え選手が躍動している。

枚挙にいとまがありません。

3戦目の解説は広瀬純さんでした。

3拍子揃った元カープの外野手です。

「はじめまして。CBCの若狭です」

「どうも、広瀬です」

非常に腰が低く、笑顔が素敵な方でした。

最初は当たり障りのない会話でしたが、

徐々にヒートアップ。

そして、広瀬さんへの質疑応答の中に

カープの強さの一端を垣間見ました。

まず、私は去年からの疑問をぶつけました。

「去年、マツダに来た時に気付いたのですが、

 カープだけですよね。

 打撃投手が仮設マウンドから投げているのは?」

「そうです。数年前から始めました。

 他球団はいまだに平地から投げていますが、

 うちは試合を想定して角度をつけています。

 ゲームではマウンドから投げてきますからね」

些細なことですが、

打撃練習にひと工夫しているのです。

さらに、驚いたのはファウルゾーンに置いてあるマシン。

「バント練習用のマシンですよね?」

「そうです」

「めちゃくちゃ速く設定していませんか?」

「いつも140キロくらいですね」

「えーーーーっ!!

 中日は120キロくらいですよ」

「どこもそれくらいだと思います」

「なぜ速くしているんですか?」

「目慣らしです。

 プロの試合で120キロの直球なんてありません。

 メッセンジャーや藤浪の時は150キロに設定します。

 しかも、メッセンジャーの場合は

 マシンの下に仮設マウンドを敷いて角度もつけます。

 実際、バントをしなくてもOKなんです。

 目を慣らすだけでも十分。

 けがをしたら、元も子もないですからね。

 ただ、大事なのは練習のための練習をしないこと。

 常にプレーボール前から試合をイメージすることです」

練習のための練習。

試合をイメージ。

この2つの言葉が響きました。

「たかが仮設マウンド。たかが剛速球マシン。

 確かに1日ではそんなに効果はないかもしれません。

 しかし、143試合となると、大きな差になります」

ローマは1日にしてならず。

カープも1日にしてならず。

日々の積み重ねが強力打線を作りあげたのでしょうね。

「これらは誰の提案なんですか?」

「打撃コーチの石井琢朗さんです」

石井琢朗さんといえばベイスターズの内野手として

2432本のヒットを打った名球会メンバー。

現役の最後はカープで活躍し、そのままコーチへ。

常勝カープのキーマンの一人が

石井琢朗さんというわけです。

意識を変える。

行動を変える。

それを続ける。

これが強さの一端なのでしょう。

そんなカープと19日(金)から3連戦です。

私は初戦のラジオ実況を担当します。

ドラゴンズにはマツダでの借りを返してほしいです。

以上、硬派なブログでした。

最後に広島で最も思い出に残る写真を一枚。

ホームランガールの土橋愛美さんです。

山梨県出身で歯科衛生士の専門学校に通う18歳。

大瀬良投手のファンのようです。

別に私は取材するつもりはなかったのですが、

「ドラ魂ナイト」という番組のリスナーさんが

どうしても取材しろというから、声をかけた次第です。

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