認知症に国家戦略

後藤克幸

2015年1月 8日

 認知症の高齢者が10年後の2025年には、700万人に達するという推計が、厚生労働省から発表されました。現在460万人余りとされていますから、約1.5倍に増える計算です。

 医学・医療の進歩によって人類は、長寿を実現した一方で、認知症という病と向き合う宿命を負ったともいえます。昨年秋、認知症予防をテーマにした国際会議が東京で開かれ、その中で日本政府は、認知症対策を国家戦略と位置づけて取り組む姿勢を表明しました。国際会議ではまた、世界中の研究者が、認知症予防と治療の研究に取り組んでいる現状も報告されました。

 最近の研究によって、認知症になりにくい生活習慣があるらしいということが、しだいに明らかになってきています。

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